障がい児グループホーム
お ぐ の あ か り
< 2007年1月開設 >
荒川区西尾久5-15-5
おぐのあかり2F・3F

<事業運営の際の心がけ>
当グループホームは、男性2人、女性3人の計5人が入居しています。今年で10年目を迎えました。ここのモットーは「入居者の個性と意志の尊重」です。
みなさんが今まで暮らしてきたスタイルを大切にしつつ、さらなる生活の質の向上を目指して、日々試行錯誤を繰り返しています。

<活動内容>
グループホーム「おぐのあかり」では、年1回旅行をしています。最初は鴨川へ1泊、そして次に清里に行きました。それから「もう少し遠くへ」となり、名古屋に2泊3日で行ってきました。さらに次の年に広島、さらには遂に飛行機に乗って沖縄まで行ってきました。

旅行に行く事で入居者さん達の新たな一面が見えたり、介助者のスキルアップにもなったりと、なかなかの収穫があるので、毎年続けたいなと思います。
さて、今年はどこに行きましょうか。

<グループホーム おぐのあかりの一日>
朝6:00、そろそろ入居者さんの目が覚め始めるころ。
職員が部屋を訪れると、ぱっちりと目を開いて、こちらを見つめている人も。
おはようと声をかけ、おむつ交換や着替えを行い、車いすに移動。

8:00、朝の支援の職員が出勤。
洗面やトイレを済ませ、ダイニングルームへ。テレビを見ながら朝食の準備を待ちます。トントンとまな板を叩く音、漂ってくるみそ汁の香りが、ごくありふれた家庭のよう。
食事や歯みがきを終えると、9:00 過ぎにやってくる通所施設の送迎バスを待ちます。
車に乗り込んで、行ってらっしゃい。
日中は、残っている人のお世話や掃除、洗濯。外出に付き添うことも。

16:00、泊まり担当や夕方の支援の職員が出勤。
そろそろ、通所施設に通っている人が帰ってきます。
トイレを済ませ、テレビを見ながら過ごす人、1 日の疲れを休ませるためすぐにベッドに横になる人。
夕食の前後に、順番におふろ。
おふろは備え付けのリフトを使い、2 人がかりで入れることもあります。
車いすの人は手足が冷えてしまうので、みんなおふろは大好き。
一方、危険も多いので、特に安全に気をつけて行います。

18:00、夕食。職員が交代で作っています。
入居者や職員でおしゃべりをしながら、でも誤嚥には気をつけながら、ゆっくり時間をかけて食べます。食事が終わって服薬、歯磨き。
ひと休みの後、21:00 ごろから就寝準備。
早く布団の中に入る人もいれば、23:00 過ぎまでテレビを見て、泊り担当の職員とおしゃべりしている人も。
夕方の支援の人は20:00 から22:30 の間に勤務を終えて帰ります。
深夜は、2,3 時間おきに入居者の様子を見に回ります。音を立てると目を覚ます人もいますので、少しだけそっとドアをあけて様子を見ます。
体位交換の必要な人には対応し、トイレに行きたいという人もいますので、その時は寝ぼけて落とさないよう気を付けます。随時仮眠もとります。
そしてあたらしい朝。6:00、そろそろ入居者さんたちの目が覚め始めます。
夜が早いので、朝も早いんですね。

<入居者様の親御様の声>
娘が、グループホーム「おぐのあかり」に入所して早いもので8年目に入ります。笑ったり、怒ったりと自己主張を大いに発揮し、毎日充実した姿を見ると、親はとっても安心いたします。
大矢所長始めヘルパーさん達のハートある介護、支援に感謝、感謝です。
これからもチームワークを大事に立派なグループホームを目指してください。

<スタッフの声>
グループホームおぐのあかりはアットホームなグループホームです。
アットホームなんて、決まり文句のように思いますが、本当に友達の家に遊びに来たように、たわいもない話で笑いあったり、みんなでギターの伴奏で歌を唄ったり、旅行に行ったり…。ヘルパーも楽しみながら仕事をしています。
ぜひおぐのあかりと言う友だちの家に遊びにきて下さい。友だちがあなたを待っています!!